暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(bitcoin)が、いよいよ日本でも本格的に普及する見通しになってきました。ビットコインに並んでよく話題にあがるのが暗号資産(仮想通貨)リップル(Ripple)です。
違いがよく分からないという人の為に、ビットコインとリップルの違いを簡単にまとめてみました。
①リップルとは?
ビットコインはブロックチェーン技術を活用した画期的な暗号資産(仮想通貨)ですが、いくつかの問題点もはらんでいました。それを解決する意味合いを込めて登場したのがリップルです。
リップルはアメリカのシリコンバレーにある、OpenCoin社が開発しました。このOpenCoin社のCEOは2013年に日本でビットコインを話題にさせたマウントゴックス社を作った人でもあります。
②リップルには運営主体がある
ビットコインと違い、リップルには運営主体があります。Ripple Labs,INCのサービスとなります。
リップルは、銀行などのサービス会社がRipple Labs,INCと話し合いの上、会社対会社としてサービス面で「提携」するような事ができます。実際に、大手金融機関などが話し合いを進めています。
世界中の大手銀行でのリップル採用がどんどんと決まっていっております。
一方、ビットコインでは話し合いをするなどの相手が存在しない(運営主体が無い)為、現状のビットコインを「採用」する事しかできません。
③リップルは決済速度が速い
ビットコインでは決済に10分程度の時間を要する事になりますが、リップルは約2.5秒で決済する事ができます。1秒、2秒を競うようなサービスにおいては、リップルのほうが向いているのかもしれません。
④供給量全てが流通している
発行枚数2100万枚上限で、日々マイニング(発掘)により流通枚数が増えていっているのがビットコインです。
一方、リップルは発行枚数が1000億枚上限で、1000億枚が全てネットワーク上に供給されています。よってマイニング(発掘)というものはリップルには存在しません。
まとめ
運営主体が存在していて、決済速度がビットコインに比べて早い。流通上限枚数は1000億枚で、その全てがネットワーク上に供給されている。よって、マイニング(発掘)というものは存在しない。
ビットコインもリップルも購入できる取引所はビットバンクです。
コメントを残す